META Name="description" Content="D.O.リベラ・デル・ドゥエロ、ビエルソのワイン発見;Teofilo Reyes、テオフィロ・レイェス、SUPERNOVA、スーペルノバ、TEBAiDA、テバイダ、Finca Emilia、フィンカ・エミリアのテイスティング(試飲)レポート">
Bodegas Conbento SanFrancisco,S.L.
ボデガス・コンベント・サンフランシスコ
Crianza/2005
(D.O. Ribera del Duero)
リベラ・デル・ドゥエロ
27,30 euro
《関連商品取扱会社》
BUDO YA
二度目の登場。少し茶色がかったガーネットで、グラスの周縁部はぼやけた色合い。タンニンたっぷり、濃厚でチョコレート風味が押し寄せる。これも1990年代後半にブームを呼んだいわゆるスーパースパニッシュ。このワインも上記同様、スペイン・バジャドリ在住の日本人インポーターの人見さんから直接仕入れたもので、前回の2000年ビンテージ同様、やはりマルでした。
使用しているブドウ品種は、テンプラニーリョ種の別名ティンタ・デル・パイスTinta del Paisが90%、メルローMerlotが10%。15ヶ月の樽熟成を経て2007年8月にボトリング。果実味が溢れて出すほど力強い仕上がりになっています。オリも多いので、あらかじめデキャンタすることを薦めています。
Bodegas Monte La Reina, S.L.
ボデガス・モンテ・ラ・レイナ
Crianza / 2009
(D.O. Toro)
トロ
Foodex Japan 2013
《関連商品取扱会社》
日本未発売
モンテ・ラ・レイナは私がスペインのボデガの取材を始めた2003年くらいに、フーデックスでお目にかかりました。始めて口にした時の濃醇さに驚かされました。このころから一目置いていたボデガですが、2013年のフーデックスでも、その味わいは健在…というか、さらにヒートアップしているようです。そんなボデガが特別に作った一本。
まだまだ赤紫の色素が残るTinta de Toro ティンタ・デ・トロ種(テンプラニーリョ種のこの地での呼び名)100%のこのワイン、凝縮感たっぷりで強烈なアンズの香りが口中を支配する。タンニンは落ち着いているが、熱いぜよ。社会も時代も軽さを求める風潮の中、ブドウ果のみなぎるパワーは特筆モノです。フィルタリングしていないせいか、澱もスゴイ。こんなパワフルワインも、私は好きです。